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26.04.04
櫛谷哲史が解説 | アパレル女性販売員の結婚・出産後のキャリアとは?
女性は結婚や出産などのライフステージが変わると、働き方を変えなければいけない場面が出てきます。しかし、以前のように、結婚や出産をしたら退職するといった流れは少なくなっており、結婚や出産後も仕事を続ける女性は増えています。アパレル女性販売員の場合、結婚後は結婚前と同じ働き方ができても、子育てしながら働くとなると今まで通りのシフト勤務などの働き方は難しい場合が多いでしょう。そこで今回は、具体的にどんな働き方があるのか解説します。
アパレル女性販売員の結婚後の働き方
結婚後も働き続ける女性が多い|アパレル女性キャリア
昔のように「結婚をしたら退職をする」といった風潮はなくなってきており、結婚をしても仕事を続ける女性が大多数です。一方で、結婚に伴う転居、妊娠・出産などを理由に仕事を辞める人もいるため、環境の変化に応じた決断をすることも重要です。アパレル販売員の場合、結婚をしても働き続ける人もいれば、一度退職して再びアパレル販売員(店員)として働くケースも多いようです。もちろん家庭と仕事を両立させなくてはいけないため独身の時のように働くことは難しい場合もあるでしょう。そういった場合は、時間の融通がきくパート勤務や、週2〜3日程度の出勤にしてもらうなど、無理のないシフトを組んで働き続けている女性が多いようです。
年齢に合わせたブランドで働く|アパレル女性キャリア
年齢や結婚などのライフイベントに伴い、洋服の好みやスタイルが変化することはごく自然なことです。アパレル販売員として長く働くためには、年齢や自分のライフスタイルの変化に合わせて担当するブランドを変えていくことが大切です。
アパレル販売員として子育てしながら働く方法
1. 時短勤務で働く|アパレル女性販売員
女性が多く活躍するアパレル業界でも、時短勤務制度を設けている会社が増えています。時短勤務制とは、3歳未満の子どもを養育する労働者が、1日あたりの所定労働時間を原則として6時間以内とする育児短時間勤務をすることです。アパレル販売員の場合、9時〜16時までの時間帯で時短勤務している人が多いようです。また、土日はどちらか片方だけ出勤と調整してくれる店舗もあり、子どもがいるアパレル販売員も活躍できる環境が増えています。会社によって、活用事例が異なるので、転職活動中の方は、実際に時短勤務を活用している人がどのくらいいるのかなどを確認しておくと良いでしょう。
2. パートやアルバイトとして働く|アパレル女性販売員
正社員や契約社員で働く場合、時短勤務を利用しても最低週5日の1日6時間勤務が基本となります。しかし、子育ては思った以上に大変なので、出勤日数や労働時間の自由度が高いアルバイトやパートなどの雇用形態に変更するのも一つの手です。仕事と子育てを両立して働ける環境を自分で作りやすいでしょう。ただ、子どもの年齢や場所によっては、勤務時間が少ないために保育園に入れないということも。子育てをしながら、働きたい気持ちがあるのであれば、預け先のことも考えて働き方を考えると良いでしょう。
3. 本社勤務にキャリアチェンジする|アパレル女性販売員
アパレル販売員は、店舗にもよりますが、土日どちらかは必ず勤務することが求められることや、子どもの預け先などを考えると働きにくい場合があります。本社勤務であれば土日休みがほとんどなので、働きやすい環境の場合も。ただ、本社の部署異動は、タイミングや能力など様々な要因で希望が叶わないケースが多いです。部署異動の希望が出せるか上司に確認してもみましょう。
4. 転職する|アパレル女性販売員
今働いている会社が、産休・育休制度や時短勤務制度があまり活用されておらず、「将来自分が子どもを産んだ時に不安を感じる」そんな場合は、転職を考えてみるのも良いでしょう。制度が充実していて、長く働ける会社はたくさんあります。求人を探す際は、福利厚生に着目するのはもちろんですが、子育てしながら活躍しているスタッフのインタビュー記事などを探してみても良いでしょう。
結婚・出産後も働き続けるためのポイント
産休・育休を取得する|アパレル女性キャリア
まず、妊娠したら、産休・育休を活用して一定期間仕事を休むことになるでしょう。現在は、ほとんどの会社で産休・育休を取得できます。産休は、正社員だけではなく、契約社員・アルバイト・派遣社員でも取得することは可能です。ただ、育休については、アルバイトや派遣社員の場合、「週2以上で1年以上、同じ事業主のところで働いており、出産1年後も引き続き雇用される見込み」という取得条件を満たす必要があるので注意が必要。転職活動をしている段階であれば、「実際どのくらいの人が制度を活用しているのか」「実績はどの程度なのか」などを求人情報や面接時に確認しておくと良いでしょう。
・産休とは?
産休とは、産前休業と産後休業のことを指します。
産前休業:出産予定日の6週間前(双子以上の場合は14週間前)から、請求すれば取得可能
産後休業:出産の翌日から8週間は、就業できません。産後6週間を過ぎた後、本人が請求し、医師が認めた場合は終業可能
・育休とは?
育休とは、育児休業のことです。1歳に満たない子どもを養育する男女労働者は、会社に申し出ることにより、子どもが1歳になるまでの間で希望する期間休業可能。(1歳6ヶ月まで延長可能)。ただし取得には条件があるので、会社担当者や厚生労働省HPでの確認が必要です。
パートナーからの働くことへの理解を得る
アパレル販売員に限らず、結婚後や出産後に働きたい気持ちがある場合、パートナーから理解を得ることは大切です。特に子育てと仕事を両立させるには、パートナーの協力は必要不可欠です。時代の変化を考えるともはや協力というか一緒に子育てを行うという形が常識ですね。例えば、保育園の送りと迎えを役割分担するとか、ご飯の準備中に子どもの面倒を見てもらう場面も多々あるでしょう。夜泣きがある場合は交互にだっこしてあげるとか、まさに一緒に子育てすることが常識です。もし万が一、パートナーが仕事をして欲しくないという価値観を持っている場合、仕事をしながら全ての子育てや家事に関することを全て自分一人で抱えなければならず、体力的にも精神的にも辛い思いをするかもしれません。結婚前や子どもができる前に、一度二人でしっかり話し合っておくと良いでしょう。
まとめ
アパレル業界は、女性が多く活躍する業界です。そのため、結婚や出産後も意欲的に働き続けたいと考える女性が増えてきています。産休や育休などの制度を活用し、ライフスタイルに合わせた働き方へと変化させていくことで、長く働いていくことが可能なのがアパレル業界です。
Fashion Room - アパレル業界での結婚・出産後のキャリアパスを相談できるキャリアカウンセリング
Fashion Roomは、ファッション業界で働きたい全ての世代を応援するために、キャリアカウンセラー達が集まって設立した組織です。ファッションは社会になくてはならないものです。日常に笑顔をもたらし、幸せな感情へと導き、多くの人々の人生を豊かにする可能性を秘めているのです。ファッション業界で働く人々を元気にし、活躍を支援し、世の中に笑顔と幸せの提供を通じて、「よりよい社会づくりの一躍を担いたい」それが、「Fashion Room」の存在意義です。ファッション業界の最新事情に精通したカウンセラーが、ひとりひとりの志向や条件、悩みに応じて無料キャリアカウンセリングを行います。
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執筆者:FashionRoom 代表カウンセラー 櫛谷 哲史(くしや さとし)
この記事は、大手セレクトショップの元人事部長であり、過去2万人を超える求職者の方々の面談実績を持つ 櫛谷 哲史(Kushiya Satoshi) が執筆しました。
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