Journal

記事一覧

キャリア

26.05.30

櫛谷哲史が解説 | アパレル販売員の仕事は接客だけじゃない!仕事内容を詳しく解説します!

アパレル販売員と聞くと、真っ先に思い浮かべるのは笑顔で接客をする姿では無いでしょうか。ですが、実際のアパレル販売員の仕事は接客だけではありません。お客様の目に留まりやすいよう店舗ディスプレイの変更や、商品陳列、さらに常にファッションに気を遣うという大変な一面もある仕事です。そこで今回は、販売員の接客以外の仕事内容にスポットを当ててご紹介していきます。今後、販売員を目指そうとしている方は特に必見です。

 

アパレル販売員の要の仕事“接客”

当然ながら、販売員という名のごとく販売員の仕事の中心は『接客』です。顧客満足度はもちろんのこと、個人売上や店舗目標など数字面は常に意識しなければなりません。そのような数字を上げつつ、いかにお客様に満足してもらえるかは追求すればするほど難しいポイントなのです。ショップという特性上、売上を上げなければ運営していくことができません。そのため、数字に強い販売員は非常に会社からも重宝されます。

良い接客をするには他の仕事も大切

接客だけをしていてもダメなのがアパレル販売員の仕事の大変なポイントです。良い接客をするには、『商品の入荷』、『検品』、『品出し』さらには、イチオシのアイテムをお客様にどう訴求していくのか。このようにザックリ挙げるだけでも、こんなにも仕事があります。例えば、フロアに商品が無かったらお客様は購入することができません。そしてフロアが汚れているお店では、お客様の購買欲も下がってしまうでしょう。また、在庫が薄くなった売れ筋商品を再発注しなければ、売れ筋を販売して売上を上げ続けることすら不可能になってきます。つまり『接客(販売)』は、さまざまな手が加わった上で成り立つアパレル販売員の業務の1つなのです。国内外問わず、大手のショップでは品出し専門スタッフが在籍していることがあります。しかしながら、まだまだそのような裏方のマンパワーが潤っているブランドは少ないです。だからこそ、アパレル販売員を目指すのであれば基本的にはマルチプレイヤーでなければなりません。オールラウンダー目指して、日々努力する気持ちが大切と言えます。

アパレル販売員の接客以外の仕事内容

1. 顧客管理|アパレル販売員仕事

顧客管理は、コンスタントに売上を作るのに重要な業務の1つです。顧客データは、近年はネット上で処理をすることがほとんどです。お客様に紙に書いていただいた情報を、販売員が1つひとつ手入力していくショップから、元々の個人情報入力から専用アプリで行うブランドまでさまざまです。セールやイベント開催時には、その情報をもとに顧客へDMやメールを送ることで事前に来店を促します。DMの場合は、担当販売員が一言添えることも少なくありません。その場合は、基本的に手書きになりますので言葉のバリエーションはもちろん、DMを読んで来店したくなるように日頃から顧客様との会話で好みなどを探る必要があります。

2. SNSの更新|アパレル販売員仕事

SNSの更新も、近年のアパレル業界では重要な仕事の1つになってきました。TwitterやFacebook、さらには『インスタ映え』でおなじみのInstagramなど、多数のSNSが存在します。ターゲット層が若年層の場合はTwitter、ミレニアルなど年齢層が高めの場合はFacebookなど、SNSは自店のターゲット層にあったもので宣伝する必要があります。また、オンラインショップも展開している場合は、FacebookとInstagramを連動させて、SNS上から購入してもらうのも1つのマーケティング戦略と言えるでしょう。

3. 店舗ディスプレイ(VMD)|アパレル販売員仕事

商品が売りやすいのか、売りにくいのかはショップのVMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)によって左右されるといっても過言ではありません。ショップ入口のトルソーが着用している洋服がおしゃれだと、入店率も上がります。小物遣いやカラーの合わせ方など、VMDは非常に奥が深い仕事の一つです。企業によっては、VMD専門スタッフが在籍しているブランドも近年は多いですが、そのようなスタッフがおらず販売員が自分達の手で創り上げる場合は、競合店の調査などさまざまな視点から店舗ディスプレイを考える必要があります。

4. 検品業務|アパレル販売員仕事

検品を行わなければ、商品を売り場に出すことができません。本社や倉庫など、各ブランドごとに出荷元での検品は行なっていますが、やはり販売店舗に到着した段階でも検品するのが一般的です。輸送や積み込みの段階で、ボタンが欠けてしまったということもあります。お客様に完璧な商品を提供ために、ショップ側でもできる限りのことはしなければなりません。

5. 商品の在庫管理と棚卸し|アパレル販売員仕事

在庫管理は、商品を販売していく上で非常に重要な業務の1つです。売上がいい店舗は、この在庫管理が非常に効率的に行われている傾向にあります。PCでの管理や紙での管理など、管理の仕方は店舗ごとにさまざまです。そして棚卸しは、1ヶ月に1回、半年に1回、年度に1回などショップによって回数や規模は異なりますが、在庫が本当に合っているのか、この段階でしっかりと正しい数字にリセットします。

6. 顧客のクレーム対応|アパレル販売員仕事

接客業に従事する以上、切っても切れない業務の1つであり、企業やブランドイメージに直結する重要な仕事です。まずは、お客様の言いたいこと(要求)を全て話してもらうことが大切です。全て聞いてから、まず謝罪の言葉、そこからはそれぞれのクレーム内容に合った対応をしていくことが求められます。

 

7. 備品の発注と事務処理|アパレル販売員仕事

備品発注は、忙しいと後回しになりがちな業務の1つです。会社によっては、『毎月〇〇日の13:00までにFAX』それ以降の発注は不可というように期限を設けているところもあります。本社の担当者が、全店の備品を一括して発注と発送をする場合が多くなっています。一方事務処理は、日々の売上や動向の入力から新人スタッフの情報登録など多岐に渡ります。高いPCスキルが必要な訳ではありませんが、基本的なwordやexcelの使い方は身につけておくと良いでしょう。

8. POP作成やバックルーム展示作成|アパレル販売員仕事

本社側で用意された活字POPを使用しているショップもありますが、中にはそれと併用して販売スタッフの手書きPOPを掲示している店舗もあります。その場合は、キャッチーな文章やイラストなど様々なセンスが必要になってきます。経験を積んでいくことで、商品やショップの雰囲気に合ったPOPを作成することが可能になっていくでしょう。また、スタッフが多いショップの場合はフロアに出る前にキャンペーン内容や、店舗で推しているアイテムが一目でわかるような展示をバックルームにします。

櫛谷哲史が解説 | アパレル販売員の仕事は接客だけじゃない!仕事内容を詳しく解説します!

まとめ

今回は、アパレル販売員の販売以外の仕事にスポットを当ててみました。アパレル販売員には接客以外にも様々な仕事があります。もちろん全てを1人で行う訳ではなく、販売スタッフ同士で話し合い得意分野をそれぞれが担当し、効率よく円滑に店舗を運営していきます。

Fashion Room - アパレル業界でのキャリアパスや仕事の悩みを相談できるキャリアカウンセリング

Fashion Roomは、ファッション業界で働きたい全ての世代を応援するために、キャリアカウンセラー達が集まって設立した組織です。ファッションは社会になくてはならないものです。日常に笑顔をもたらし、幸せな感情へと導き、多くの人々の人生を豊かにする可能性を秘めているのです。ファッション業界で働く人々を元気にし、活躍を支援し、世の中に笑顔と幸せの提供を通じて、「よりよい社会づくりの一躍を担いたい」それが、「Fashion Room」の存在意義です。ファッション業界の最新事情に精通したカウンセラーが、ひとりひとりの志向や条件、悩みに応じて無料キャリアカウンセリングを行います。

Fashion Room https://fashion-room.jp/

執筆者:FashionRoom 代表カウンセラー 櫛谷 哲史(くしや さとし)

この記事は、大手セレクトショップの元人事部長であり、過去2万人を超える求職者の方々の面談実績を持つ櫛谷哲史(Kushiya Satoshi) が執筆しました。
あなたの可能性をひろげるお手伝いをさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。
(詳細プロフィールはhttps://fashion-room.jp/kushiya/

#アパレル就職
#アパレル転職
#アパレルキャリア
#キャリアカウンセラー
#リスキリング
#転職相談
#アパレル求人
#アパレル人生