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26.04.21
櫛谷 哲史が解説 | アパレル業界で長く働くための30代のキャリアパス FashionRoom
アパレル業界で長く働くためには、自分の年齢や生活スタイルに合ったキャリアパスを築いていくことが大切です。30代でキャリアチェンジをするなら、アパレル業界の同じ業種や経験を活かすことのできる仕事を目指すのが一般的ですが、なかにはスキルアップのために未経験の仕事にチャレンジしたいと考えている人も多いことでしょう。そこで今回は、30代でキャリアアップを目指すメリット、アパレル販売員としてのキャリアパスの具体例、アパレル企業が30代の人材に求めていること、そしてキャリアチェンジを成功させるポイントをご紹介していきます。
30代でキャリアチェンジするメリット|アパレル業界
メリット1. キャリアアップすることができる|アパレル30代
30代のキャリアチェンジは、即戦力を重視する企業が多いため、今まで培ってきた経験やキャリアを評価してもらうことができます。自分の経験や身に付けたスキルが企業のニーズとマッチした場合、前職よりも上の役割が与えられるケースも十分あり得ます。今の会社ではキャリアアップが難しいと考えている方は、別の企業への転職も視野に入れておくと良いでしょう。
メリット2. 新たなことに挑戦することができる|アパレル30代
30代は、新しいことにチャレンジできる最後のチャンスとも言えます。 社会人経験がありながら、社風に馴染む柔軟性を兼ね備えているため、たとえ今までと異なる業種・職種であっても未経験者を採用している企業は少なくありません。また異業界であっても、ポータブルスキル(交渉力・課題分析力・コミュニケーション能力など)があれば、企業から高い評価を得ることができます。これまでの経験を活かして、新たな業界・職種に挑戦したいと考えている方は、この機会を逃さないよう自分のキャリアについて」考えてみてはいかがでしょうか。
メリット3. リーダーとしての需要が高い|アパレル30代
即戦力だけでなく、問題解決力や指導能力がある場合、プロジェクトリーダーや管理職のポジションに就ける可能性があります。前職よりよいポジションに就くことができれば、ワンステップ上のキャリアを積むことができます。キャリアチェンジ後にリーダーポジションに就きやすいという点は、30代でキャリアチェンジや転職する大きなメリットと言えるでしょう。
30代のキャリアアップの具体例|アパレル業界
販売員から店長・エリアマネージャーへキャリアアップ|30代アパレル
アパレル業界に就職して気になるのがその後のキャリアアップについてではないでしょうか。アパレルの求人で一番多いのはやはり販売職が多いため、20代で販売員として経験を積み、30代で店長やエリアマネージャーになるのが一般的です。20代でいきなり店長になることは難しいですが、30代では年齢や社会人としての経験を考慮されるため、店長やエリアマネージャーへのキャリアアップのチャンスが多くなると言えます。
本社勤務へキャリアアップ|30代アパレル
アパレルの販売職でキャリアアップを目指す以外には、本社勤務という選択肢もあります。販売員に比べてそこまで求人数は多くないものの、MDや営業、デザイナーやパタンナー、バイヤーやプレスといった職種があるため、これらの仕事にキャリアチェンジを希望する場合は本社スタッフの求人を探すと良いでしょう。最初はアシスタントだとしても、経験を積めばその後のキャリアアップも見込めます。ほかにも近年急激に需要が高まっているアパレルのオンラインショップの運営や、WebデザインなどのIT分野へのキャリアチェンジなども可能です。
アパレル企業が30代に求めていること
30代前半
・専門的なスキル・経験
・マネジメント能力
・柔軟性
30代前半は、20代と違いスキルや経験が重要視されます。そのため、自身の経歴を具体的に説明できるように整理しておきましょう。また、30代前半は社風に馴染む柔軟性も期待されているため、スキルや経験だけでなく、適応能力をアピールすることが効果的です。
30代後半
・組織貢献力
・マネジメント能力
・リーダーシップ
・問題解決力
30代後半になると、即戦力であることが前提となり、企業の将来を担う力が重要視されてきます。企業の将来を担う力とは、企業価値を生み出し続けるために、組織と事業を引っ張て行くような力のことです。そのため、キャリアチェンジをする場合は、事業に活用できる専門的なスキルに加えて、企業の方針にマッチした教育の仕方や業務の進め方など貢献力をアピールする必要があるでしょう。
キャリアチェンジを成功させる3つのポイント|アパレル30代
1. キャリアチェンジしたい理由を整理する
30代のキャリアチェンジや転職は長期化する可能性があるため、効率よく進めるためにも事前準備をしっかりしておくことが必要です。なぜキャリアチェンジをしたいかという理由が曖昧なまま転職活動を進めると、企業選びや面接で失敗してしまう可能性が高くなります。動機や理由を明確にし、キャリアチェンジや転職において妥協できない点や実現したいことをしっかりと整理しておきましょう。キャリアチェンジしたい理由を整理することは、職種や企業選びのミスマッチを防ぐだけでなく、転職する際に必要な志望動機の作成にも役立ちます。 キャリアチェンジを決断したら、まずは理由を明確にすることから始めましょう。
2. 自己分析をして自分の強みを明確にする
30代のキャリアチェンジや転職では、即戦力が重視されるため自己分析を徹底して行い、自分の強みをしっかりと言語化できるようにしておきましょう。 自己分析では、自分ができる業務やキャリアの整理、転職後に活かせるスキルを明確にすることが大切です。 ここで注意しなければいけない点は、自己評価を的確に行うことです。自分の事を客観視できてこそ、企業から高い評価を得ることができます。 客観的な自己分析を行い、自分の強みを的確に企業にアピールしましょう。
3. キャリアチェンジ・転職のタイミングを調整する
キャリアチェンジ・転職を成功させるには、タイミングも非常に重要です。30代の転職では、在職中に転職活動を進めることが望ましいです。特に、未経験分野へキャリアチェンジを希望している方は、長期化した際の経済面のリスクを避けるためにも、在職中に転職先を決めましょう。また、30代の転職者によくある悩みとして「慰留されて退職できない」といったことが挙げられます。こういった引き止めを避けるためにも、「繁忙期の退職を避ける」「担当業務の引き継ぎを行う」など入社に備え、円満に退職できるようにスケジュール調整を行っておきましょう。
Fashion Room - アパレル業界での30代のキャリアパスを相談できるキャリアカウンセリング
Fashion Roomは、ファッション業界で働きたい全ての世代を応援するために、キャリアカウンセラー達が集まって設立した組織です。ファッションは社会になくてはならないものです。日常に笑顔をもたらし、幸せな感情へと導き、多くの人々の人生を豊かにする可能性を秘めているのです。ファッション業界で働く人々を元気にし、活躍を支援し、世の中に笑顔と幸せの提供を通じて、「よりよい社会づくりの一躍を担いたい」それが、「Fashion Room」の存在意義です。ファッション業界の最新事情に精通したカウンセラーが、ひとりひとりの志向や条件、悩みに応じて無料キャリアカウンセリングを行います。
Fashion Room https://fashion-room.jp/
執筆者:FashionRoom 代表カウンセラー 櫛谷 哲史(くしや さとし)
この記事は、大手セレクトショップの元人事部長であり、過去2万人を超える求職者の方々の面談実績を持つ 櫛谷哲史(Kushiya Satoshi) が執筆しました。 あなたの可能性をひろげるお手伝いをさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。 (詳細プロフィールはhttps://fashion-room.jp/kushiya/)