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26.06.22
櫛谷哲史が解説 | 今注目のアパレル業界ECサイト運営の仕事内容と役立つスキル
最近アパレル業界の求人でもよく見かける、「ECサイト運営」というお仕事。なんとなく仕事内容はイメージできても、具体的にどんな仕事をしているのか知らない人も多いと思いのではないでしょうか。昨今では、アパレル業界ではECサイト運営に力を入れている企業も増えてきており、今後ますます活躍の場が広がる分野であると言われています。そこで今回は、ECサイト運営のお仕事についてご紹介します。
そもそもECとは?
ECはオンラインストアやインターネット通販のこと
そもそもECとは一体どのようなものでしょうか? ECは「エレクトロニック コマース」の略で、直訳すると「電子取引」という意味合いです。ここでの電子取引とは、主にインターネット上での売買を指します。例えば「楽天市場」や「Amazon」もECと呼ばれるものの1つです。「オンラインストア」や「インターネット通販」と呼ばれるようなインターネットショッピングを一括りにして「EC」と呼びます。
アパレルECサイト運営の仕事内容
1. web制作と運営
web上のお店となるオンラインショップの制作や運営を行います。アパレルのECサイトの場合、ブランドのコンセプトやイメージを反映させたデザインにし、オシャレで買いやすいサイトを作ることが求められるでしょう。サイトのメンテナンスも行います。
2. 商品の仕入れ
EC運営が予算を設定した後は、その予算を達成できる商品の量を仕入れる必要があります。いかに売れる商品を多く仕入れるかがEC運営の判断として重要になります。また、ECサイトやECモールごとに売れる商品も異なるので、それぞれの特色を見極めることも大切です。この業務は、EC運営ではなく、マーチャンダイザーやディストリビューターが兼任して行っているケースも多くあります。
3. ささげ
「ささげ」とは、「撮影・採寸・原稿」の頭文字をとった用語です。EC業界では一般的に使われる用語になります。EC運営のささげ業務なしにECサイトで商品を販売することはできません。実店舗と異なり、実物を見てもらうことも、試着してもらうこともできないため、EC運営が行うささげ業務のクオリティーが重要となりますまた、ECサイトで売上に関わってくるポイントは、「商品の写真」です。写真が良ければ売上が上がり、写真が悪ければ商品は売れません。「写真と実物が違う」というクレームが多いため、実物のイメージを正確に伝えることもEC運営にとってはとても大切です。
4. 在庫登録・管理
ECサイトで商品をお客様に見てもらうためには、ささげ情報を使って商品の情報を登録(在庫登録)する必要があります。EC運営の在庫登録業務は、地道な作業になりますが、サイトで商品を販売するために必須の業務になります。
5. 売上・数値管理
どのECモールでどのくらい売れているかを正確に把握するため、売上管理がEC運営にとっては必要です。売上の進捗を見て、商品の追加などを判断する必要もあります。ECではサイトにどのぐらいのPV、セッションがあったのか、どのページやどんな流入経路で消費者がサイトにきたのか、数値を知るのもアパレルEC運営の仕事です。WEBの専門用語などもあり、仕事を円滑に進める上で、用語の意味を覚える必要もあります。
6. 販促施策の立案・実施
ECサイト・ECモールでは、クーポンやセールなどのキャンペーンが複数発生します。どの時期にどのような施策を打ち出すか、またどういう方法で実施するのかをEC運営は考えなければいけません。
7. メルマガ作成・配信とSNS運営
アパレルのECサイト運営の仕事には、販売促進に必要なメルマガの作成、配信も行います。EC運営以外にも編集者・ライターが担当することもありますが、消費者に分かりやすく伝える文章を考え、誤字脱字のないようチェックを行うことも大切です。またInstagramやTwitterなど、各種SNSの運営も行います。EC運営と切り分けて、SNS運営が担当することも企業・ブランドによってはあります。ECサイトへの直接的な導線にもなるため、注力している企業・ブランドも少なくありません。
アパレル業界のECサイト運営に役立つスキル
1. 基本的なPCスキル|アパレルECスキル
WordやExcelなどの基本的なパソコン操作は必須と考えていいでしょう。特に「在庫登録・管理」は、常に最新の情報を掲載することが重要です。試着できない分、採寸等の「ささげ作業」の正確さも大切となってきます。また、PhotoshopやIllustratorなどの操作スキルがあるとECサイト内のグラフィック制作作業などに役立ちます。
2. 企画力|アパレルECスキル
実店舗とECサイトでは売れる商品が異なり、実店舗と比べるとECサイトは商品単価が安くなる傾向にあります。「商品の仕入れ」では、トレンドや季節も踏まえ、ユーザーに受け入れられる商品を検討する必要があり、企画力が求められます。
3. デザインスキル|アパレルECスキル
「web制作・運営」では、見栄えはもちろんのこと、顧客目線でのサイトの使いやすさを考える必要があります。プログラマーとの連携をスムーズにするためにもHTMLやCSSなどの知識もあるといいでしょう。簡単なプログラミングができれば強みになるでしょう。
4. WEBマーケティング|アパレルECスキル
WEBは何がきっかけでサイトへ来たか、どのコンテンツがどれくらい見られて販売に繋がっているかを数値で確認することができるため、WEBマーケティングが重要です。顧客の購買意欲を刺激するような広告、メルマガやSNSなどを利用したプロモーションを考える必要があります。さらにSEOについての知識もあれば役立ちます。
5. デジタルリテラシー
リテラシーとは、物事を正確に理解して活用できること。インターネットやSNS、アプリなどを使える知識はもちろん、利用する上でのマナーやセキュリティにも対応できることが大切です。
オススメの資格|アパレルECサイト運営
通販エキスパート検定
一般社団法人通販エキスパート協会が行っている、通信販売事業の各ステージに合わせた業務知識、関連法規、マネジメント力を身に付け、ダイレクトマーケティングのスペシャリストを目指すための資格です。
(参照: 一般社団法人 通販エキスパート協会、通販エキスパート検定、https://tsuhan-exa.org/kentei)
ネットショップ実務士検定
一般財団法人ネットショップ能力認定機構による、Eコマース業界での実務能力を証明する資格「ネットショップ実務士」になるための検定試験です。スキルごとに指定された条件をクリアすることで、ネットショップ実務士の資格を取得できます。
(参照: 一般財団法人ネットショップ能力認定機構、ネットショップ実務士検定、https://acir.jp/)
Googleアナリティクス個人認定資格
例えば訪問者数やどこから訪問したかなどのデータを分析することが可能な、Googleが無料で提供するアクセス解析サービス「Googleアナリティクス」の習熟度を認定する資格です。インターネット上で認定試験を受けることができます。
(参照: BAsixs, Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)とは?試験内容やメリット、対策方法、活用法まで御紹介!, https://basixs.com/times/columns/gaiq-ga)
アパレル業界のECサイト運営へのキャリアチェンジを相談できるキャリアカウンセリング
Fashion Room - アパレル業界でのキャリアパスや仕事の悩みを相談できるキャリアカウンセリング
Fashion Roomは、ファッション業界で働きたい全ての世代を応援するために、キャリアカウンセラー達が集まって設立した組織です。ファッションは社会になくてはならないものです。日常に笑顔をもたらし、幸せな感情へと導き、多くの人々の人生を豊かにする可能性を秘めているのです。ファッション業界で働く人々を元気にし、活躍を支援し、世の中に笑顔と幸せの提供を通じて、「よりよい社会づくりの一躍を担いたい」それが、「Fashion Room」の存在意義です。ファッション業界の最新事情に精通したカウンセラーが、ひとりひとりの志向や条件、悩みに応じて無料キャリアカウンセリングを行います。
Fashion Room https://fashion-room.jp/
執筆者:FashionRoom 代表カウンセラー 櫛谷 哲史(くしや さとし)
この記事は、大手セレクトショップの元人事部長であり、過去2万人を超える求職者の方々の面談実績を持つ櫛谷哲史(Kushiya Satoshi) が執筆しました。
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(詳細プロフィールはhttps://fashion-room.jp/kushiya/)
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