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26.06.26
櫛谷哲史が解説 | アパレル本社勤務を目指したい!職種や本社職に就く方法をご紹介!
アパレルの本社勤務といえば、競争率も高い花形な職種として知られています。現在販売員として働く方の中にも、本社勤務に憧れを抱く方も多いでしょう。一般的なキャリアの築き方としては、まずアパレルの販売員としてキャリア積んで、将来的に本社勤務に異動するという形が多いのが現実です。そこで今回は、実際にアパレルの本社勤務にはどんな職種があるのか、そして販売員から本社勤務へキャリアアップする方法などを詳しくご紹介します。
アパレル販売職から本社勤務を目指すのは可能?|アパレルキャリア
「そもそも販売員から本社勤務になれるの?」という疑問があると思います。これに対して結論を言ってしまうと、なれます。ただしいくつかの注意点があります。それは、企業によっては不可能な所もある、そして職種によっては難しい職種もあるということです。ここではこれらをより詳しく解説していきます。
企業によっては販売職から本社職は難しい
特に大手企業に多いのが、販売職と本部の専門職で、採用段階からはっきりと別れている場合です。販売職で入ったなら基本的にはずっと現場中心で働く事になり、出世したとしてもマネージャーや営業などの職業になる事が多いです。そのため、販売職と本部の専門職で、採用段階が分かれている企業のプレスやバイヤー、MDになるためには、入社の段階で総合職採用でないとなることができません。
本社職へのキャリアチェンジは職種によって難易度が変わる
本社勤務といっても、アパレル業界には様々な職種があります。その職種によっても、難易度が大幅に変わってきます。アパレル業界の職種として、営業(スーパーバイザー)、バイヤー、デザイナー、パタンナー、生産管理、マーチャンダイザー、プレス、EC担当、webデザイナーなど、この様に幅広い職種があるのがアパレルの特徴です。ただし企業によっては採用していない職種もあります。セレクトブランドなどではデザイナーやパタンナーがおらず、商品はバイヤーが調達するなど、企業の運営方針で変わってきます。
アパレル販売職からキャリアチェンジしやすい本社職|アパレルキャリアチェンジ
1. 営業(スーパーバイザー)SV、エリアマネージャー
企業によっては「営業」や「スーパーバイザー」、はたまた「マネージャー」等と呼ばれる職種です。仕事内容としては、店舗と本社を繋ぐ架け橋的な存在です。スタッフの教育面や、VMD、商品の在庫面などを店長と協力してフォローしていく立場です。簡単に言うと、担当店舗の売上を上げるのが仕事です。また、自社の商品のお客様の反応を吸い上げたり、競合の情報を共有するのも大事な仕事です。本社の職種としては比較的になりやすいですが、最低販売職の店長を経験してからのキャリアチェンジになることが多いようです。
2. 生産管理 PMD、Product
アパレルの中小企業だと、生産管理という職種は無く、MD(マーチャンダイザー)が全てを行っている所もあります。生産管理は職種名の通り、MDが決めた商品計画に沿って、商品の生産を管理していく仕事です。具体的には、生地の選定、工場選び、生産枚数の管理、納期の管理、そしてコストの管理などの仕事があります。この様な仕事をする為に、取引先との交渉や細かい所までチェックするマメさが大事な職種です。
3. プレス PR
アパレル業界の中でも人気職種なのがプレスです。年々アパレル企業の中でも重要度が増している職種でもあります。一昔前は雑誌のスタイリストとのリースが主な仕事でしたが、ここ数年で仕事内容が大きく変わってきているのも特徴の一つです。インスタグラムを始めとしたSNSの運用や、WEB広告の管理、CM等の様々な媒体を使っていかに自社のブランドの知名度と価値観を上げていくかが問われる職種です。企業の売上に直結する仕事であるため、やりがいの大きな職種と言えるでしょう。近年では待遇も上がってきており、企業によってはMDよりも多い事も珍しくありません。確かに販売員からキャリアチェンジする人は多いのですが、人気職種のため倍率は高い傾向にあります。
4. バイヤー BUYER
バイヤーも人気のあるアパレル本社の職種のひとつです。自ブランドに必要な商品を必要枚数仕入れ、店舗を構築していく仕事です。「センスが大事」と思われる職業ですが、それだけではなく、お客様の求めている物を的確に把握し、その商品を仕入れる事が大切です。販売職からのキャリアチェンジの難易度としてはそれなりに高く、店長経験はもちろん、スーパーバイザーなどを経験してからなる人も多いのが現状です。
5. マーチャンダイザー MD
アパレル業界の中でも1、2位を争うほどの人気職種です。洋服の企画・生産・販売と全ての責任を担う存在ですので、非常に責任のある役職です。シーズン毎のテーマや商品構成、発注枚数や販売方法等仕事内容は多岐に渡ります。MDのレベルによってブランドの売上や利益が大きく変わってきます。
6. ECサイト管理・運営職
どのアパレル企業もコロナ渦以降はさらにECサイトに力を入れている様に、求人の数も増えている今注目の職種です。特にプログラミングの知識も必要では無く、ある程度のパソコン操作が出来れば十分です。特に販売員からなる人が多く、キャリアチェンジにはおススメの職種です。
アパレル販売職からキャリアチェンジが難しい本社職|アパレルキャリアチェンジ
アパレル専門職は販売職からのキャリアチェンジは難しい
特に専門的な知識や経験が必要になる専門職は、販売員からのキャリアチェンジは難しいと言えます。具体的には、アパレルのデザイナーやパタンナーなどの専門職ですと、そもそも専門学校や関連したスキルを身につけることができる美術大学などの卒業資格が必要になってきます。また、採用の段階でも他のアパレル職種とは分けられているので、販売職からのキャリアチェンジはかなり難しいでしょう。
アパレル販売職から本社職へのキャリアチェンジ方法
1. 社内公募を狙う|アパレルキャリアチェンジ
一部のアパレル企業では、社内公募という人事異動の制度を取り入れている会社もあります。本社勤務でのポストや職種などの条件を、あらかじめ社員に公開し、希望者を募った後に応募者と面接などを行い選考の結果、人事異動を決定します。優秀な販売員からの応募であれば、未経験の職種でも仕事に対する能力が高いことは実証済みなので、会社側からしてもモチベーションの高い人材を適材適所に配置することで、業績UPを期待出来、新たに外部へ募集をかけるよりも広告費や人件費が抑えられるメリットがあります。実際に希望する本社勤務の職種の社内公募があれば、積極的に応募してみましょう。
2. 上司や人事に積極的にアピールする|アパレルキャリアチェンジ
販売員として勤務しながら、今の会社で本社勤務に移りたい場合は、上司や人事にアピールしておくといいでしょう。自分が本社勤務で就きたい職種や、志望動機、その職種で自分はどういった事に取り組みたいのかなど、ポジティブなアピールすることが大切です。販売員としての業務を真摯に取り組み、自分の顔と名前を上司や人事にしっかり記憶して貰えるようにしましょう。そうすることで、もし本社で人員に空きが出た場合に、自分にもチャンスが回ってくる可能性が出てきます。
3. 営業やマネージャーを目指す|アパレルキャリアチェンジ
今勤務している会社で販売員から本社勤務を希望するのであれば、営業やマネージャー職が有望です。なぜなら、販売員として培った経験を直接的に活かすことができるため、即戦力として働ける可能性が高いからです。現場と密接に関わる営業やマネージャーは、取引先の百貨店や専門店の担当者とも、半期ごとの販売計画を立てるコンベンションなどの打ち合わせもあるので、円滑なコミュニケーションを取る必要があります。元々現場で活躍していた販売員であれば、コミュニケーション能力が高い方も多い上、スタッフとも取引先の担当者とも日頃関わっていたので、営業やマネージャーにキャリアチェンジ後も円滑に仕事を進められます。販売員時代から同じ現場で働くスタッフの教育や悩み相談を受け、取引先の百貨店や専門店のマネージャーやフロアスタッフともコミュニケーションを取り、信頼を得ることが大切です。
アパレル販売職から本社職へのキャリアチェンジを相談できるキャリアカウンセリング
Fashion Room - アパレル業界でのキャリアパスや仕事の悩みを相談できるキャリアカウンセリング
Fashion Roomは、ファッション業界で働きたい全ての世代を応援するために、キャリアカウンセラー達が集まって設立した組織です。ファッションは社会になくてはならないものです。日常に笑顔をもたらし、幸せな感情へと導き、多くの人々の人生を豊かにする可能性を秘めているのです。ファッション業界で働く人々を元気にし、活躍を支援し、世の中に笑顔と幸せの提供を通じて、「よりよい社会づくりの一躍を担いたい」それが、「Fashion Room」の存在意義です。ファッション業界の最新事情に精通したカウンセラーが、ひとりひとりの志向や条件、悩みに応じて無料キャリアカウンセリングを行います。
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執筆者:FashionRoom 代表カウンセラー 櫛谷 哲史(くしや さとし)
この記事は、大手セレクトショップの元人事部長であり、過去2万人を超える求職者の方々の面談実績を持つ櫛谷哲史(Kushiya Satoshi) が執筆しました。
あなたの可能性をひろげるお手伝いをさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。
(詳細プロフィールはhttps://fashion-room.jp/kushiya/)
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